こんにちは、タロアです。 未来のために資産形成をがんばる投資歴4年の会社員です。
日本時間の5月28日夜、注目されていた米国の重要な経済指標の発表や、中東情勢に関するビッグニュースが飛び込んできました!これを受けてニューヨーク市場は大きく動き、今後の私たちの投資戦略にも影響を与えそうな局面を迎えています。
今回は、投資初心者から中級者の方に向けて、いま市場で起きていることと、これからの見通しを分かりやすく解説していきます!
この記事に書いてあること
- 米・イラン「60日停戦延長」報道と市場への影響
- 米PCE物価指数とGDP下方修正から見えるインフレの現状
- ドル円160円手前の攻防と、次なる「政府・日銀の介入」の噂
- AI・半導体株の「スーパーサイクル」と今後の投資戦略
1. 注目ニュース:米・イランの停戦報道で「リスクオン」に?
まず市場の雰囲気を一変させたのが、地政学リスク(戦争や紛争のリスク)に関するニュースです。
アメリカとイランの間で「60日間の停戦延長」に暫定合意したとの報道が流れました。 これを受けて、「戦争が長引いて原油価格が跳ね上がるかもしれない」という投資家の不安が和らぎ、市場は一気に「リスクオン(株を買いやすい状態)」のムードになりました。
- 原油価格(WTI)は安値圏(90ドル付近)に落ち着く
- 安心感から米国株は買われ、主要3指数がそろって最高値を更新!
※ただし、イラン側がこの報道を否定するなど情報が錯綜しており、まだまだ油断はできない状況です。
2. 初心者向け:米国の経済指標発表!インフレは本当に落ち着いた?
投資を始めたばかりの方が注目すべきなのは、米国の「PCE物価指数」と「GDP(国内総生産)」の発表です。
結果を簡単にまとめると、「景気は少し減速しているけれど、物価は相変わらずしぶとい」という内容でした。
- 1〜3月期GDP(改定値):+1.6%へ下方修正(景気が少しスピードダウンしているサイン)
- 4月PCE物価指数:前月比では低下(0.4%)したものの、前年比では+3.8%と上昇が継続
普通なら「物価が高い=利下げが遠のく=株価にマイナス」となるはずですが、今回は「景気がしぶしぶ減速しているなら、これ以上の利上げはないだろう」という見方から、長期金利が低下。これがドル安・株高を後押ししました。
3. 中級者向け:ドル円160円を巡る攻防と「異例の介入」の噂
為替市場では、ドル円が一時159円台後半まで円安が進んでいましたが、米国の金利低下にともなって159円台前半へと押し戻される展開となりました。
ここで投資中級者として押さえておきたいのが、日本の通貨当局(財務省・日銀)の動きです。市場では、次のような一歩踏み込んだ分析が出ています。
- 「160円を守る」だけじゃない?:当局は単に円安を止めるだけでなく、本音では「150円程度への是正(円高誘導)」を狙っている可能性がある。
- 6月の日銀会合での利上げはマスト?:日米の金利差を埋めるため、次の利上げへのプレッシャーが高まっています。
- 前例のない「原油先物市場への介入」の噂:エネルギー価格の上昇によるコストプッシュ型インフレを抑えるため、これまでにない全方位の措置が準備されているのではないか、という見方もあります。
再び160円の大台に接近する中、政府・日銀がいつ、どんなカードを切ってくるのか、極めて緊張感が高まっています。
4. 注目セクター:AI・半導体株はまだ買い時?「スーパーサイクル」到来か
株式市場に目を向けると、マイクロン(MU)などのメモリー関連株やクアルコム(QCOM)といったAI・半導体銘柄が急騰しています。
中級者の方が注目すべきキーワードは「AIスーパーサイクル」です。
- 需要の爆発:AIインフラ(高付加価値なHBMと呼ばれるメモリなど)の需要が凄まじく、これまでの半導体サイクルの常識を超える長期的な上昇波(スーパーサイクル)に入っている可能性があります。
- 割安感(低PER):株価は上がっていますが、企業の利益もそれ以上に伸びているため、指標(PER)で見ると実はまだ割安感がある銘柄も多いのが特徴です。
スマートフォン依存から「AI企業」へと評価が一変した企業もあり、このセクターの強さはしばらく続きそうです。
まとめ:私たちが今取るべき投資戦略
今回は、5月28日の米国市場の動きと、そこから見える投資戦略について記載しました。
この記事のまとめです。
- インフレは根強いものの、金利低下により米国株は最高値を更新!
- 中東情勢(停戦交渉)の行方が、今後の原油価格と景気の鍵を握る。
- ドル円160円手前で、日本の次なる「介入」への警戒感がMAXに。
- 半導体などのグロース株は強いが、高インフレ高止まりシナリオ(利下げなし)にも備えが必要。
今後のマーケットシナリオとしては、「高インフレが長引き、利下げが行われない」確率が現状50%を超えているとも言われています。その場合は、グロース株(ハイテクなど)に逆風が吹く時間帯もあるため、金融やエネルギー株といったバリュー株にも分散しておくのが賢明です。
地政学リスクや為替介入など、一喜一憂しやすいイベントが多い時期ですが、臆病なくらいがちょうどいいです。初心者の方はコアとなる積立(オルカンやS&P500など)を淡々と続け、中級者の方は現金比率を意識しながら、次の明確なトレンドを待っていきましょう!
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